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P40 reclining lounge chair by Osvaldo Borsani, Model 204 Hunting chair by Uno & Östen Kristiansson, Kosmos chair by Augusto Bozzi, Troika lounge chair by Paul Geoffroy, Ceramic tile coffee table by Pia Manu, MP-41 Sofa in rosewood by Percival Lafer, D70 Sofa/Daybed by Osvaldo Borsani, Armchair by Johan van Heuvel, VL135 office chair by Vermund Larsen, Model JH 503 in mahogany by Hans J. Wegner…他
P40 reclining lounge chair by Osvaldo Borsani
1955 年にオスヴァルド ボルサーニにより設計され、Tecnoによって製造された「P40 reclining lounge chair」は、人間工学の視点から、その卓越したフォルムで家具好きを魅了します。リクライニング調節可能な背もたれと自動調節アームレストは機能美を柔軟に発揮し使い手を癒します。素材の固有性を存分に活かし、自在に姿を変化させる満足度の高いラウンジチェアです。
Model 204 Hunting chair by Uno & Östen Kristiansson
スウェーデン Luxus社のためにUno & Östen Kristiansson(ウノ、オーステン・クリスチャンソン)兄弟がデザインした素晴らしいハンティングチェア(ラウンジチェア モデル204) 。この作品は、1954 年に発表されて以来、スウェーデンデザイン史の頂点に位置し続けています。材質にオーク材を用いた斬新なフレーム、またコニャック色が豊かな印象を奏でる最高品質の革が張られています。経年の美が放つ存在感をどうぞごゆっくりご堪能ください。
Kosmos chair by Augusto Bozzi
1955年、イタリアの家具デザイナー「アウグスト ボッツィ」 (1924–1982) によってデザインされた「Kosmos」チェアです。こちらの作品は、イタリアヴィンテージデザインの歴史的傑作と称賛され続けています。座る人を包み込む貝殻のようなフォルムはエレガンスさとモダニズムの美学を兼ね備えています。(ボッツィは、数々の象徴的な傑作をデザインしました。1940 年代イタリアでサポルティ社を設立したセルジオ サポリティと協力したことで知られています。)
Troika lounge chair by Paul Geoffroy
1958年に、フランスのデザイナー「ポール・ジェフロワ」がエアボーンのためにデザインした「トロイカ」アームチェア。わずか窪みを生んだ榻背の塩梅や横から見たアームレストの興味深い形状、ユニークな本体と一直線に伸びた脚のバランスなど、作家の純粋なデザイン追求が随所に感じ取れます。フランスミッドセンチュリー独自の感性をご堪能いただける逸品です。(座面下には複数のスプリングを備えており、快適な座り心地を提供します。)
Ceramic tile coffee table by Pia Manu
テーブルトップがセラミックタイルで出来ているこちらのユニークなコーヒー テーブルは、19760年代にベルギーの家具デザイナー「 Pia Manu 」によってデザインされました。クロムメッキフレームとのバランスが絶妙です。Pia Manu は、石やトラバーチンなどの天然素材と陶器を組み合わせるのを好みました。(現在も息子のコーエンドゥウェールが同様の方法を受け継いでいます) 赤と黒の色調が独創的で美しい、まさにアイキャッチャーなアートピースです。
MP-41 Sofa in rosewood by Percival Lafer
ミッドセンチュリーに活躍したブラジル人デザイナー「パーシヴァル・レイファー」の最もアイコニックな作品「MP-41」。原産国であるブラジリアンローズウッドの優美な無垢材が贅沢に用いられています。正面のみならず、創造性に富んだ後ろ姿も必見です。ウェービングベルトの使い方、意匠としてのボタンの役割など、見応えが詰まった逸品です。
D70 Sofa/Daybed by Osvaldo Borsani
1954年、イタリアの建築家オスヴァルド・ボルサーニによってデザインされた数段階調節可能なソファベッド「モデルNo.D70」。イタリアヴァレドにあるヴォルサーニの家具メーカー「テクノ社(Tecno)」によって製造されました。羽を伸ばすように両側へと自由自在に姿を変え、その独特な雰囲気を優雅に楽しむことができます。第10 回ミラノトリエンナーレ では名誉ある歓迎を受け、すぐにデザイン特許を取得した作品です。今なおイタリアモダニズム デザインの黄金時代のシンボルとして愛され続けている珠玉の作品です。
Armchair by Johan van Heuvel
Johan van Heuvelが1957年頃、自身のスタジオ「Ad Vorm」のためにデザインしたダイニングチェアです。オランダの古典的な本に度々登場するオーク材とラッシュ(い草)の組み合わせが印象深く目に留まります。また、シャルロット・ペリアンのデザインを連想させる真っ直ぐなラインも雰囲気を醸し出しています。季節によって趣を変えそうな奥ゆかしさを感じさせる作品です。
VL135 office chair by Vermund Larsen
1960年代「ベルムンド・ラーセン」によってデザインされた作品です。彼は人間工学的に長時間座るオフィスチェアのパイオニアになりたいと考え、会社を作りそれを実現しました。こちらのVL135についても豊かなフォルムが体にしっくり馴染むよう完璧に設計されています。凝ったつくりのシートフォルム、角度のついた背面、造形美漂うアームレストが、心地よく体をサポートします。全てがまとまり良い形で生活に適応する素晴らしい作品です。
Model JH 503 in mahogany by Hans J. Wegner
1949年、巨匠 Hans J. Wegnerによってデザインされた造形の美「The chair」です。優雅なフィンガージョイント部分は、思わず見とれてしまうほど泰然と構えています。高い職人技術が求められ、妥協とは程遠い超凡な削り込みが施されています。名作と呼ばれるにはそれだけの理由があると納得の作品です。