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Model CH29 Sawbuck chair in teak by Hans J. Wegner
ハンスウェグナーの名作「CH29」のご紹介です。落ち着いた環境で日常を見つめ直すと、新たに見えてくるものや込み上げてくるものに気づくことがありますが、ウェグナー作品が放つ独特の空気感もそれに似たところがあります。日常生活の一コマ一コマに芸術作品が見え隠れするという環境は、まさに心の贅沢を実感できるとっておきの場所ではないでしょうか。(New leather)
Chest of drawers in oak by Hans J. Wegner
ウェグナー作品に共通して言えるのは、どの作品も非常に素敵な佇まいであるということ。気品に溢れ、仕事が丁寧、細部に至っては神秘を感じてしまうほど。こちらの作品もまた、並々ならぬユーモアがあり素敵です。素朴な風合いのものから、思いがけない迫力のあるものまで、ウェグナーの妙をご堪能いただければ幸いです。
Free standing shelving with cabinet by Arne Vodder & Anton Borg
アルネ・ヴォッダーが1960年代にデザインを手がけたフリースタンディングシェルフです。裏面の化粧張りにはチーク材が施されているので、お部屋のパーテーションとしてもご使用いただけます。貫の形状や棚のバランス、素材の組み合わせや収納庫の塩梅に至るまで、作家の豊かな感性が散りばめられています。非常に使いやすいサイズ感も嬉しい作品です。
GE375 sofa in teak by Hans J. Wegner
ハンスウェグナーの名作中の名作「GE375」をご紹介します。使うほどに満たされゆく完璧な座り心地は人生の質をも高めてくれそう。生活に取り入れることで、交わされる言葉、流れる時間、そして家族との絆を深めることがそうです。言い換えれば、人と人とを結ぶ家具と言えるかもしれません。どうやらウェグナー作品が良質家具と呼ばれる所以は、素材やデザインだけではなさそうです。たっぷりとその「良さ」をご堪能ください。
PK 11 for E. Kold Christensen by Poul Kjærholm
迫力ある雰囲気を纏うこちらの作品は、1957年にポール・ケアホルムによってデザインされました。作家自身も愛用していたことで知られています。曲線と直線の融合による類い稀な空気感、徹底的に考え抜いて納得のいくものを世に送り出したケアホルムの強い意志さえ感じられます。思わず、傾いた姿勢を正したくなるような、人生の質を高めてくれる逸品です。
AT 316 dining table in teak by Hans J. Wegner
ウェグナーの丁寧な取り組みが手に取るように伝わってくるダイニングテーブルです。非常に丁寧に作られているので、素材が主張する杢目、質感、醸し出す雰囲気など眼に映る形状のみならず、あらゆる面で信頼していただけます。皆でテーブルを囲いながら唯一無二の時間を紡ぐ、そういう生活の質にさえ良い影響を与えてくれそうす。
Free standing shelving unit by Kajsa & Nisse Strinning
芸術性と機能的側面、両方を兼ね備えた魅力溢れるフリースタンディングシェルフです。家具の領域をひょんと飛び超え、豊かな形状を存分に楽しめるようデザインされています。見たまま、感じたままの素直な感性でこの素敵な形状と向き合いたい、そんな気持ちが芽生える作品です。
Model JH 501 in oak by Hans J. Wegner
1949年、良質の素材が持ち合わせる”魅せる力”とウェグナーの迫力ある秀逸なデザインが相まって芸術作品が生まれました。圧倒される全体のバランス、人を惹きつける格別のフォルム、フィンガージョイント部分には情熱すら感じられます。佇まいから発せられるウェグナーの才能を心ゆくまでご堪能ください。
PK-31/3 sofa for E. Kold Christensen by Poul Kjærholm、
良質素材が輝かしく形状をまとい圧倒的存在感を見せつけるこちらの作品は、1958年ポールケアホルムによって発表されました。自由な視点で描かれたユニークな作家として他では類を見ない独特のキャリアを構築、素材とデザインとのバランスを自在に操りました。生涯唯一無二であるゆえに人々を魅了し続けたポールケアホルムの極上作品をご覧ください。なお、こちらの商品にはアイバン・コル・クリステンセン工房刻印が入っています。
Model 4312 daybed in oak by Børge Mogensen
非常に万能なモーエンセンのデイベッドは、実用的でありながらも使い手の理想を叶えた心地よい作品です。ソファベッドの機能を満たしつつ、お部屋をグッと魅力溢れる印象に変えてくれます。職人の高い技術とモーエンセンの豊かな感性をお楽しみください。
PK22 for E. Kold Christensen by Poul Kjærholm
1956年にデザインされたポールケアホルムの代表作「PK22」。レザーにつきましては、月日を重ねるごとに味わい深くなる栃木レザーを使用いたしております。縫製に関しましては、オリジナルと同じ製法で丁寧に仕上げており、内部帆布共に新調いたしております。
Cherner armchair by Norman Cherner
20世紀のアメリカを代表する建築家「ノーマン・チャーナー」の作品です。まるで彫刻を見ているような美しさです。細い線と線で構築された大胆なデザインに魅了されます。ものづくりの極意が詰まっています。
AP20 mini bear chair in teak by Hans J. Wegner
デンマークの巨匠Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)の傑作ミニベアチェアです。AP19ベアチェア(Bear Chair)と共に発表されました。ウェグナー作品の品質の高さ、或いはデザインの優雅さや厳選された材質、こういった信頼性が作品から滲み出ています。日本の生活様式にすんなりと馴染む、どこか懐かしさを覚える形状にも心踊る作品です。
Dining table in teak with 2 leaves
たおやかで良質なチーク材が惜しみなく使われています。また、優美な印象が使い手の日常を心地よいものへ導いてくれそうです。使い込むほどに時間が刻まれ、愛着が湧き、気がつけばいつも一緒、そんな家族の一員のような優しい佇まいのダイニングテーブルです。(備え付けの2枚のリーフが、突然の来客または多人数にも瞬時に対応してくれます。)
Antique Danish carpenter’s workbench
木の持つあらゆる特性を兼ね備えた迫力の作品です。およそ120年前に作業台として使用されていたカーペンターテーブル、アンティークの風合いはもちろんですが、当時の時代背景などが形状に染み込んでいて惹きつけられます。一つ一つ手作業で丁寧に生み出されたであろう楚々たるディテールもお楽しみください。
Dressing mirror in rosewood
ローズウッドで出来た美しい形状を見ていると朗らかな日常生活が浮かんできます。本当に良いものと暮らす、その意味を教えてくれそうな雅やかさを羽織っています。凛とした佇まいが四季折々の移り変わりまでをも実感させてくれそうです。
Wall Unit by Alfred Hendrickx
感興覚えるこちらのウォールユニットは、1950年代「Alfred Hendrickx」によってデザインされました。モノ選びの価値観を変えそうな粋で気の利いた作品です。実用性の高い小ぶりなデスクが内蔵されています。またデスク天板を開くと颯爽と現れる小棚の配置が絶妙すぎて驚きます。きりりと説得力のあるデザインです。使い手の個性と作家の感性で生まれる独自の空間をお楽しみください。
Bookshelf with TV rack in oak by Hans J. Wegner
当時の雑誌掲載の切り抜きにもございますように、テレビラックが設けられたブックシェルフとなっています。棚は自由自在に高さを変えてお使いいただけます。照明に関しましては2箇所ございます。ハンス・ウェグナーの作品の中では極めて珍しく、入手困難な作品の一つです。徹底的に無駄を省き、実用性を高めながら尊いデザインへ導くという、さすが数多くの名作を生み出した巨匠ならではのブックシェルフだと納得させられる工芸作品です。
Easy chair in teak
Tove & Edvard Kindt Larsen、もしくは Finn Juhlを連想させるデザインです。座面が体の一部になったような座り心地で非常に良い作りをしています。チーク材を生かした削り込みも見事です。繊細な手仕事で仕上げられた気品漂うデニッシュデザインをお愉しみください。
Flip top dining table in teak by Børge Mogensen
正方形の天板を片側にスライドさせ、重なっている2枚のうち1枚をもう片方に展げると、見事2倍の大きさに変形するという優れものテーブルです。使い手側の生活に寄り添うモーエンセンのアイデアは、デザインの可能性を無限に拡大しました。また、使うほどに愛着が深まるのも頷けます。非常に実用的で納得がいく生活密着型アイテムです。
Model KU10 Japanese series wardrobe by Cees Braakman
徹底的に選び抜いた良質の素材と、独創的でスマートなデザインを融合させるデザイン界の天才「シーズブラークマン」の作品です。オランダインダストリアルの高い技術に支えられながら次々と発表されたジャパニーズシリーズは、デザインもさることながら行き届いた品質と計算され尽くした構造に特徴があります。経年を得ることで益々優美さを増し、家具好きを熱くさせ続けている逸品です。
Freestanding shelving by A. D. Dekker
1960年代、オランダインダストリアルデザインが生んだ魅力溢れるトマド作品です。形状とカラフルな色合いが、効果的に噛み合っています。こちらの作品を見ていますと、家具にもそれぞれに性格があり特徴を生かさしてもらえるよう望んでいるような気がしてきます。生活に取り入れた際に感じられるユーモアをお楽しみください。
Clam rocking chair by Philip Arctander
この丸みを帯びた表情、ころんとした独特のフォルムから様々なことがインスパイアされそうです。1944年、建築家だったフィリップ・アークタンダーによってデザインされたこちらのチェアは、その愛くるしい形状から「クラムチェア」と名付けられました。優しく包み込むような座り心地、ロッキングの程よい揺れ、巧みな技術で曲げられたアームの形状、いたるところに椅子の持ち味がちりばめられています。作家の名が知れ渡ったことから昨今海外での人気が上昇、もともと数が少なかったこともありその稀少性がさらに高まり、名作椅子として君臨しています。
Model 12 extending dining table in teak by Niels O. Møller
当時、デンマーク家具工業の将来が明るく見通しを持った時代、ニルス・モラーはJ.L.ミュラー社を設立し、自社のために数々の素晴らしい家具を生み出しました。線の細さが特徴的で、椅子などは特に彫刻のように削り込まれた作品が多く、テーブルなどは脚の形状や天板の丁寧な作り、接合部分に特徴があります。美しい作品のそれらは、どこに置かれていても一目でモラー作品だとわかります。一際目立つ家具として今日まで受け継がれ、今では非常に価値の高い作品として家具好きを魅了し続けています。
Drafting chair by Friso Kramer
ついつい当時に想いをめぐらせては、このデザインがどのように生まれたのかを知りたくなってきます。製作中は技術者たちが、あぁでもないこうでもないと必死に試行錯誤を繰り返した背景が手に取るように浮かんできます。インダストリアルの時代背景が作品から読み取れるというのも、家具好きならではの醍醐味で、またディテールに見え隠れする作家の取り組み方がなんとも言えない風合いを醸し出しているように感じてなりません。フリソクラマーの世界観を存分にご堪能ください。
Daybed by Illum Wikkelsø
非常に斬新で個性的、一瞬で目を引くウッケルソー作品です。1960年代に発表されました。ソファとベッドの両面を持ち合わせ、その都度用途に応じて瞬時に変形が可能です。様々な素材を組み合わせることにより生まれる表現力の力強さ、長方形の面と面でと構成されている整然としたデザイン、どこを取っても作家の素晴らしい感性が光っています。(New fabric)
Easy chair by Hartmut Lohmeyer
非常に丁寧に作られており、完成度の高い作品です。
Dining table in teak by Arne Jacobsen
形状に特徴があるこちらのテーブルは、1955年にArne Jacobsenによってデザインされました。彼の作品は、今なお斬新なのはもちろんのこと、そこに刻んできた年月の風合いも加わることで、より完壁な造形へと仕上がっていきます。また、合わせる椅子によって表現力に濃淡が生まれるのも、このテーブルの興味深い持ち味です。
Pyramid chair by Wim Rietveld
1959年にオランダで作られたインダストリアル作品です。細い線と線の組み合わせから、これほどの存在感が生まれるとはインダストリアルデザインの底力を感じます。点在させるも良し、テーブルチェアとしても良し、材質と形状から生まれる圧倒的な風合いをお楽しみいただけます。(スタッキングが可能です。/ レアカラー)
FD 516 coffee table by Peter Hvidt & Orla Mølgaard Nielsen
こちらは1955年、デンマークで製造されたコーヒーテーブルです。気鋭なデザイナーとして有名だった「ペーター・ヴェッツ」、作品に映し出された鋭いアイデアは人々を魅了し続けます。無垢材を用い、丁寧に削り込まれた彫刻のような天板の美しさは優美な印象を放っています。優れた工芸技術を駆使して作られた真鍮部分においても非常に上品でエレガントな取り入れ方をしています。デンマーク家具工芸の賜物だと実感の作品です。
Royal system wall unit by Poul Cadovius
この感極まる美しい形状を空間に取り入れた際、お部屋はどんな印象に変化するのでしょうか。その素晴らしい姿を想像するだけで胸が高鳴ります。隅々まで丁寧に作り上げられたロイヤルシステムは、現在では完品で残っていることは非常に珍しく益々希少性が高くなっています。是非とも後世に受け継いでもらいたい、そう願わずにはおれない「Poul Cadovius」作品です。
S3 dining chair by Alfred Hendrickx
繊細なデザインに情熱を降り注ぎ、特徴的な形状を発表し続けた家具作家「 Alfred Hendrickx」のダイニングチェアです。オブジェ的な雰囲気で使い手を魅了してきます。ベルギーで生まれた独創的な作風をお楽しみください。
Dining table in rosewood with 2 extra leaves by Kai Kristiansen
熟練職人の腕が光るダイニングテーブルです。ローズウッドの優雅な杢目が優しく上品な輝きを放っています。手をかけて作られたもののみが引き寄せるオーラのようなものを感じずにはおれません。ゆっくりと、緩やかに移り変わってゆく日々の積み重ねに目を向けたくなる作品です。
AP19 Papa bear chair in teak & oak by Hans J. Wegner
生涯尽きることのなかった作品への情熱、
Cone chair by Verner Panton
パントン作品が持ち合わせる独特の感性が、空間の雰囲気を一気にアートへと導きます。形状には様々な要素が含まれていて、常に刺激的。まるで椅子が私たちにアイデアを与えてくれているような気さえしてきます。椅子とともに日常を満喫したくなるワクワクするデザインです。(なお、こちらの商品は、良質のフレンチリネンにて張替済みです。)
Ry15 cabinet in oak with cane panels by Hans J. Wegner
籐を用いて丁寧に編み込まれた素晴らしいキャビネットです。デザインそのものが意匠となり、形状を尊いものにしています。良質のオーク材とのバランスも絶妙です。全体の風合いから発せられる気品溢れる印象、それはウェグナーの築き上げたモダン家具への価値感を表しているかのようです。
“Contour” series adjustable high back lounge chair by Alf Svensson
スウェーデンのデザイナー「アルフスヴェンソン」の作品です。まさに”気持ちよく優雅な椅子”と言った印象です。作家の自由な発想と入念に考え抜かれたデザインがうまく相互に作用しながら純然たる座り心地を提供しています。目を閉じれば新緑の世界へと連れて行ってくれそうな優しいデザインです。*背凭れの角度は2段階に変えることができます。New fabric(kvadrat)
Model 107 armchair by Hans Olsen
ミッドセンチュリーに活躍したデンマークの家具作家「ハンス・オルセン」の代表作です。曲げ木を巧みに操る技術に優れ、うまくデザインに取り込んでいます。木の持つ風合いを生かし温かみを感じさせる作品です。長くお使いいただける確りとしたつくりです。(New leather)
High backed side chair in rosewood by Helge Sibast
椅子の可能性を存分に引き出しています。「座る」という枠を超え、芸術作品として見入ってしまいそうです。細部に到るまで妥協を許さず、とことんこだわった作りをしています。作家と熟練職人の信頼関係が生み出した類い稀な作品です。(New leather)
Model 3170 hi stool by Arne Jacobsen
モダンデザインの巨匠「アルネ・ヤコブセン」が1969年にデザインした美しいスツールです。一切の無駄を削ぎ落とし、隅から隅まで非常に洗練された印象です。日常目にする家具だからこそ、空気感をも操るほどの飛び切り格好の良いものを選びたい、そんな方にオススメです。
Model 78 dining chair in rosewood by Niels O. Moller
美しいデザインを堪能できるこちらのダイニングチェアは、特に「木どり」に関して熟練した技術者の腕が光る仕上がりです。接合部分をつなぐ平面と曲面の滑らかな流れは奥ゆかしさを感じさせるほど見事です。巨匠ニールス・モラー独特の世界観を放っています。非常に価値の高い作品です。(座面は良質の本革で新調しています。)
Model P320 petal occasional table by Richard Schultz
8枚の花びらが華やかなデザインをまとわせ、奇跡のテーブルを形成しています。どの角度から見ても息をのむほどの美しさ、さすが表現力豊かな「リチャード・シュルツ 」の作品です。このテーブルが醸し出すお部屋の空気感に思いを巡らさずにはおれません。非常に尊いデザインです。
Lotus lounge chair by Rob Parry
素材とデザインの深い関係性を巧みに形状化したインダストリアル作品です。1955年にオランダでデザインされました。作品から滲み出る風合いが、かつてのデザイン技術があふれ出した時代を彷彿とさせます。デザインの可能性を追求した作家の魅力が詰まっています。
Armchair in rosewood by Søren Ladefoged & Søn
神秘的でエレガント、見事な削り込みがまるで芸術作品のように美しいこちらのアームチェアは、1960年代にデンマークでデザインされました。細い線が描き出す優雅なフォルムは、椅子のもつ魅力を最大限に放っています。思わず身を乗り出して見入ってしまう艶美な木取り、なめらかに施された接合部分にはうっとりさせられます。ぜひ実物をご覧いただきたい逸品です。
Tonneau chair by Pierre Guariche
様々な角度からその美しさを堪能したくなる椅子。独創性を希求し続けたガリッシュの世界観が美しく具現化、形状にその想いが凝縮されています。止むことのなかったオリジナリティへの追求が「Tonneau chair 」を生み出したことを考えると、愛おしくさえ思えてきます。
“Ari” Lounge chair by Arne Norell
圧倒的存在感を放つ椅子。超越した感受性が作品に表れているアルネ・ノレルの椅子たち。ディテールはどこを切り抜いてもとてつもなく魅力的。洗練された素材を使用し、椅子の持ち味を最大限に活かしています。
Liz chair in oak by Niels Kofoed
この細い線で形づくられたひときわ目立つ表情が、日常の空気感を優しく包んでくれそうです。力を抜きたい時も、背筋を凛と伸ばしたい時も、味方になってくれそうな、作家の思慮深さが形状に表れた作品です。
EU01 small Japanese series desk by Cees Braakman
デザイン好きの人々を感嘆させ続けるシーズブラークマンの世界。若い頃からその偉才ぶりを発揮した作品たちには、とてつもない感受性が見え隠れする。親しみやすいまっすぐな線とは裏腹に、孤高の空気感を纏うのも魅力の所以、心を揺さぶり続けるブラークマンこそ、オランダのモダンデザインを代表するデザイナーではないでしょうか。
Model 50 armchair in teak by Erik
格段の気品を放つエリック・バック作品、ディテールを眺めているとデザインへの取り組みに気概を感じさせます。磨き上げられた素材とともに浮かび上がる美しい木目、威厳さえ感じさせる落ち着いたフォルム、非常に芸術性の高いアームチェアです。
Low sideboard by Oswald Vermaercke
非常にクオリティの高い作品です。この道を極めた職人のみ持ち合わせるデザイン及び素材への思いやりが随所にうかがえる作品です。迷いがなく颯爽と線を描いた理知的なデザイン、この気丈とさえ言える澄んだ美的センスが、今もそしてこれからも良きものとして引き継がれてゆく所以ではないでしょうか。
Model 514a rattan easy chair by Dirk van Sliedregt
物静かに紡がれた素材の濃淡をみていると、とても洒落ていて、心が奪われるように形状の魅力に入り込んでしまいます。厳しい基準をクリアした熟練職人だけが持ち合わせるアビリティが、唯一無二の作品へと導いています。気付けばいつも一緒にいる、人生に溶け込む家具になりそうな予感です。(後ろのベルトでリクライニング調節が可能です)
AP19 Papa bear chair in teak by Hans J. Wegner
椅子から発せられる大きなエネルギーを感じずにはおれない名作。天然素材が持ち合わせる雅やかな美と、巨匠ウェグナーの唯一無二の感性が見事に融合しています。デザイン性に富み、椅子が「座る」という目的のみならず感性を磨くという面においても、人々の日常生活に影響しているのがよくわかる作品です。360℃どこから見ても美しく、優雅で包み込まれるような座り心地をご堪能ください。
Armchair in rosewood by Johannes Andersen
ドキドキするほど細い線、美しい接合部分、希少性の高いローズウッド材、ディテールも申し分なく高貴な存在感に圧倒される椅子です。材質を知り尽くし、家具に対する独自の哲学を編み出したヨハネス・アンダーセンならではの魅力が詰まった作品です。
DU 01 Japanese series sideboard by Cees Braakman
シーズ・ブラークマンの描くデザインは良い意味で型破り、そして圧倒的存在感を醸し出しています。品質的にも非常に優れており、作家のずば抜けた知識が随所に散りばめられています。細部に至るまで独特の世界観を見出した惚れ惚れする作品です。
Round iron and ceramic tiles table
存分に個性を発揮、テーブルの中に世界観を見出したユニークな作品です。ベースの白とタイルの継ぎ目模様が特徴的、さらに色彩の配置が心地よい雰囲気を生んでいます。
Sidetable with magazine rack in oak by Aksel Kjersgaard
胸が高鳴る素朴さ、程よい存在感、どこを切り取ってもAksel Kjersgaardデザインにしか生み出せない独特の雰囲気に満ちています。熟練の職人によりに整えられた形状は、思いもがけない魅せ方で生活空間を心地よくしてくれそうです。
Les Arcs bar stool selected by Charlotte Perriand
人生を独自のアイデンティティーと新奇なデザインで貫いた女性シャルロット・ペリアン、96歳で生涯を終える直前まで現役を貫いた彼女の代表作。異素材の組み合わせを存分に生かし、圧倒的な存在感を放つ逸品です。素晴らしいペリアンの想像力の賜物を心ゆくまでご堪能ください。
Model GA chair by Hans Bellmann
真ん中に施された一筋の隙間デザインが光と影の美しさを放ちます。また、内側に傾斜した微妙な角度が杢目のラインを豊かに表現、作家の抜きんでた個性が見て取れます。技術を極めた職人と、感性溢れるハンス・ベルマンが作り出す世界感をお楽しみください。
Model BB01 cabinet by Cees Braakman
オランダのモダンデザインを代表するシーズ・ブラークマンの作品です。無駄を省き、非常に洗練された印象の作品です。魅力溢れる家具と暮らすことによって、その先の時間の変化に気づかれることと思います。それは、いわば作家と使い手が生み出す共同意識の賜物だと言えるかもしれません。
Round dining table in rosewood with one extension by Kai Kristiansen
カイクリスチャンセンがデザインを手がけた非常に使い勝手の良いラウンドテーブルです。目に飛びこんでくる木目はまるで時間の集積を表すように美しく輝いています。エクステンションリーフが多人数にも瞬時に対応、大いにご満足いただける作品です。
Easy chair in cuban mahogany
曲線から生まれる優しくて温かみのある表情が特徴のイージーチェアです。後ろ脚の形状にも作家の磨き上げられたセンスが光ります。非常に品質が高く、安定の座り心地にご満足いただける作品です。
GE258 Daybed in beech by Hans J. Wegner
Designer: Hans J. Wegner
伸縮自在な作家の感性がソファの形状に表れた名作。コレクターを魅了し続けてやまないウェグナーのこだわりは芸術の域にまで達しています。マスターピースといわれる所以が随所から感じ取れるデイベッドです。(New fabric/背もたれを上げるとソファからベッドへ極めて簡単に形状が変わります。)
Armchair by Peter Hvidt & Orla Mølgaard Nielsen
Designer: Peter Hvidt & Orla Mølgaard Nielsen
デンマークの家具作家「Peter Hvidt & Orla Mølgaard Nielsen」によってデザインされました。木そのものの素材から出る風合いと柔らかい印象の曲木デザインが見事なバランスを生み出しています。家具との関わりを充実させてくれる作品です。
Easy chair with teak legs
1960年代にデンマークでデザインされた美しいイージーチェアです。座り心地の良さはもちろんですが、置いているだけで絵になります。落ち着いた雰囲気が生活に豊かさを与えてくれそうな作品です。
Kurva chair in teak by Yngve Ekström
Designer: Yngve Ekström
湾曲した線を巧みに組み合わせて趣ある作品に仕上げるのが得意な作家。細い曲木が強度を保つためにはあらゆる工夫が必要で難しい、しかしユング・エクストロームは徹底的にバランスを追求、細い曲木で生み出す美の世界を見事に形状化しています。
Model JH513 in teak by Hans J. Wegner
Designer: Hans J. Wegner
ウェグナーが生涯をかけて情熱を注ぎこんだ家具作り、それがどんなに意味深いものであったかを考えさせられる秀作。使い手の生活がより一層充実したものになるようさまざまな思いが込められています。日常座る椅子によって思考が変わり言葉も選ばれる、家具が生活に与える影響を真摯に考え抜いてつくられた賜物です。
Reclining Chair by Henry Walter Klein
Designer: Henry Walter Klein
なんとユニークな佇まいでしょう。年月の積み重ねによって、ますます深みが増した逸品。こういうデザインは、暮らしの中に独特な感性を運んできます。使い手の感受性をくすぐり、かつて思いもよらなかった考えに到達したり、発想を豊かにしたり。モノを大切にする気持ちが必然と芽生え、人と作品は繋がっていて互いに影響し合っていることを実感します。非常に価値のある、まさに感性の共有ともいうべき作品です。
Cabinet with tambour doors by Peter Hvidt & Orla Mølgaard-Nielsen
整然と絡み合った”あられ組み”がひときわ異彩を放ち、デザインへ貢献しています。隅々まで行き届いた際立つ熟練職人の手仕事が、いまなお、こと新しく映る作品です。作家の持ち合わせた大いなる個性をご堪能ください。
Sofa compact in leather by Charles & Ray Eames
イームズ夫妻のカリスマ性が色濃く反映しているソファコンパクト、柔らかい良質レザーと一見タフなクロムメッキスチールの斬新な組み合わせが見事です。イームズ夫妻への信頼度が益々高まる作品です。(こちらは背もたれが折りたためるオリジナル品です)
“Paradise” sofa by Kerstin Hörlin-Holmquist
知らず知らずのうちに無邪気に見入ってしまう美しい容姿。まじまじ眺めていると、作家がどんな思いでこの並々ならぬ比率を思いついたのかを問いたくなってしまう。手が勝手に動いたのだろうか。この作家が生み出すデザインには、そこかしこに奇跡のアイデンティティーが感じ取れる。家具好きを虜にして止まないアーティストの中のアーティスト。(良質のfrench linenにて張替済み)
CH24 Y-chair by Hans J. Wegner
1950年、ハンス・ウェグナーによってデザインされた美しい椅子「Y-chair CH24」です。優雅な座り心地は「質の良い暮らし」を約束してくれます。また、全体的なバランスが素晴らしく、視覚的にも満足度の高い作品です。
Beaubourg chair by Michel Cadestin and Georges Laurent
まじろぐ間もなく一瞬で脳裏に焼き付き、デザインに情熱を降り注いだ作家の意思を垣間見るように引き付けられる椅子。まるで椅子同士がアートについて語り合っているようにさえ見える。さすがはポンピドゥーセンター用にと創作された椅子。ボーブールチェアが周りを引き込む感性はあまりに一途でポンピドゥーに貢献している様はあまりに愛おしい。
Executive desk by Clausen & Maerus
こんな家具があるのかと、素直な気持ちでまじまじと隅々まで観察してしまった逸品。天板に直接設けられた画期的な物入れが蛇腹の形状を見事に生かしている。型破りなデザインがあちこちに点在し一つの集合体として理想的なデスクを作り出している。異彩浮き立つ機能美を堪能したい。
PK71 sidetable by Poul Kjærholm
美しいラインを生み出すことに情熱を注ぎ、とことん突き詰めた「ポール・ケアホルム」。この作家が丹念に描く家具の世界は非常に独特で漂う品格に驚かされる。優美な直線がそこから広がる可能性を強調し、視覚に浸透したときには思わぬ作用が働くように思う。存在するだけの家具というよりは、インスパイアを求めたくなる作品。
Coffee table in rosewood with Royal Copenhagen tiles by Severin Hansen Jr.
造形作品に触れながらの生活は素直に心地よい。一枚一枚にロイヤルコペンハーゲンのめくるめく気高い歴史が凝縮していて惚れ惚れしてしまう。何物にもとらわれない作家が駆り立てられるように作り描いた60年代の作品。
Reclining lounge chair by Søren Ladefoged
小技のきいたハイバックの加減、ありありと目に浮かぶリクライニングの心地よさ、いや、深々と座るそれではなくもっと椅子と寄り添う感じが好ましい、そういう方におすすめのデザイン。控えめな主張(色)は柔和な空気感を醸し出し続ける、それはそれは色っぽくソフィスティケートなのです。椅子にも物語がある、それがわかる作品です。(