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NV45 in teak by Finn Juhl
フィン・ユール作品の極意ともいえる美しく磨きぬかれた曲線美、使い手の胸懐を映し出すかのように和やかに見えたり思慮深そうに見えたり。この作家が世に送り出した作品は、年月が経つにつれ、日常の中で味わいを増しながら作品自ら物語を綴っていくという特徴がある。また、醸し出す空気感には新奇な光景が含まれる。非凡な椅子に人生を投影したくなる興趣尽きない作品である。

Model 192 armchair in teak by Finn Juhl

Diplomat chair in rosewood by Finn Juhl

GE375 sofa in oak by Hans J. Wegner
あまりに絶妙な調子でフォルムが身体を包み込んでくるので、思わず身を委ねると意識がふわりと宙を舞い、いつの日か見た優しいあの日に着地する。やはりウェグナーの作品は日常使う椅子の範疇を超えている。断片的に思い出される「あの日」を慈しみながら椅子に意識を戻す。ウェグナー作品の包容力を感じずにはいら
Model 59 dining chair in rosewood by Helge Sibast
作家の美意識に突き動かされるように誕生した椅子、そのような印象を持ちました。まさしく天才作家「Helge Sibast」の感性の賜物であります。角度がつけられた背面には、しっかりと一つの世界が成り立っており際立った個性として顕在しています。規矩準縄を踏まえた上での遊び心がもたらす作用は大変に大きく、形状への探究心がそそられます。(すべて良質なNew leatherにて張り直してございます。)

Round dining table in rosewood with 2 extra leaves
「今日の会話を記憶に刻みたい」「目の前にいる人と過ごした時間を忘れないよう心に留めておきたい」日常は刹那の積み重ね、何気ない時間はかけがえのない時間なのです。今日という日を大切な人と共有して頂きたいとの想いから、こちらのテーブルを仕入れてまいりました。日々はまるで幻影、何事もなかったように流れていきます。相手の幸せを願い、たおやかに暮らす日々を送って頂きたい、この美しいテーブルを作った作家も同じ想いではないでしょうか。

Vintage industrial drawing table
当時の時代背景を背負いながら、いまなお瑞々しささえ感じさせるのは、眼に飛び込んでくるユニークな脚の形状が大きく作用しているから。素材に宿る雰囲気が絶妙で、一緒に暮らす楽しみを味わえます。ドローイングテーブルという枠の中であろうとも、なぜだか時間を共に作り上げたいと感じさせる。そこには無限の可能性を引き出してくれるモノの見方が見え隠れするからではないでしょうか。

J39 Shaker chair by Børge Mogensen
あまりに目まぐるしく過ぎ去ってゆく日常、そんな中ふとモーエンセンデザインに目をやると「ゆっくりでいいよ」と、浮き足立った気持ちを優しく癒してくれるように感じる。経年をまとった佇まいは「歳を重ねる意味」を示してくれているようにも思う。別趣の風合いが心をやわらげ、日常に深みを浸透させてくる。モーエンセンデザインには自然の妙が伴うのである。まさに「人生を共にする家具」にふさわしい。(良質レザークッションを作りましたので、こちらも合わせてご堪能ください)
Model 3303 sofa by Arne Jacobsen
ずっしりと重いソファーを支える形で存在している美しく伸びた線、細いスチールが担う役割に感動すら覚える傑作です。ヤコブセンの感性が見事に具現化したこちらのソファー、なかなかの迫力で既成概念を払拭してまいります。更に、作家の独自性や持ち味が随所に息づき、使い手の日常を豊かにしてくれます。類まれなアートピース、作家への興味を深めたくなる作品です。
GE258 Daybed in teak by Hans J. Wegner
こちらは、1954年に発表された丸足チーク材の「GE258」ウェグナー作品です。豊かなデザイン性と特徴あるサイズ感、それらの持ち味を生かすべく今回は2色使いを取り入れました。生地に関しましては、デンマークに本社を持ち、世界中から高い信頼を得続けているKvadrat (クヴァドラ)社製をふんだんに使っています。更に、背板には良質素材の突板(チーク)を施しましたので、お部屋のパーテーションとしでもご使用が可能です。ウェグナー作品が放つ空間美をお楽しみください。
Low sideboard by Oswald Vermaercke
美しい見映えに思わず瞬きを忘れるほど。作家「Oswald Vermaercke」の感性が見事に作品に込められました。粋な形状がもたらす光の濃淡、時にひんやりした面持ちを見せたり、はたまた包み込むような温かさを醸し出したり。当たる光の角度により様々な表情で見る側を魅了します。秀逸作品が放つ摩訶不思議さをご堪能ください。
Cabinet with bookcase in solid teak by Peter Hvid & Orla Mølgaard-Nielsen
「光の中に現れた作品は、浮き出る輪郭に際立ちを見せつけ、優雅さを纏いながらスっと静かにそびえ立っている。そしてその姿は私の想像した以上に芸術的で美しかった」こちらは、恐縮ながらキャビネットを初めて観た時の筆者の走り書きであります。とてつもなく繊細なディテール、良質素材のもつ迫力、作家の意図に忠実に答えようとする職人の誠実さに思わずため息が漏れ、胸が熱くなった次第です。手間を惜しまず1つの作品を根気よく仕上げる、作家と職人の心の内側に秘められた思いが、随所に感じ取れる感動の作品です。どうぞごゆっくりご覧くださいませ。コンディション詳細・在庫確認・送料に関しましては、大阪06.6110.8886または、info@swankysystems.jp までお気軽にお問い合わせください。
Model 55 dining table in teak by Gunni Omann
趣ある杢目が非常に描写的な「Gunni Omann」の作品です。手軽に天板の伸縮が可能です。どの角度から見ても息を呑む美しさです。それはまるで、純粋かつ婀娜めく木々だけを集めた自然との合作のよう。日常使いに申し分のない機能美と優雅さが使い手の日常に寄り添います
Model 58 dining chair in teak by Harry Østergaard
背もたれの美しい形状に、作家の際立った手腕が伺えます。木取りを生かしたデザインは、どことなく慎ましやか。そうかと思えば、見る角度によりハッとする醇美さも漂わせています。使えば使うほど生活に馴染んで愛着が湧く、北欧家具の魅力が充溢したダイニングチェアです。
Free-standing shelving system/room divider by Poul Nørreklit
枠に収まらない素材同士の兼ね合いにユーモアが満載、異彩を放つ作品です。形状から溢れ出す多様な要素が「芸術」という言葉を導き出します。益々希少性が高まる「Poul Nørreklit」の作品には、それまでになかった異なる素材の組み合わせにより生まれる空間美が存在します。他の作品も非常に優れていますので、ぜひ検索してみてください。
AP19 Papa bear chair in teak & oak by Hans J. Wegner
座った途端に非日常へと連れて行ってくれるパパベアチェア、偉大なデザインに包みこまれる感覚は格別です。手元に置くことで得られるあじわい深さは想像を超え、人生そのものの希少性を高めます。ウェグナーがのこした芸術的作品を心ゆくまでご堪能ください。
Sideboard with tambour doors in elm by Jacob Kjær
類稀な才能により印象に残るデザインを発表し続けたヤコブ・ケアの美しいサイドボードです。1950年代の作品です。熟練職人であった父親の工房で家具作りを学んだのち、技術をたずさえ作家となったその功績は非常に大きく、生涯を通して数々の賞を受賞しました。ついつい見惚れてしまうほど繊細なディテールと、これでもかと大胆に存在感を放つ直線美、それらが見事に融合しているところが、ヤコブ作品のただならぬ魅力ではないでしょうか。ぜひとも未来につないでいただきたいと願ってやまない名作です。
Sofa compact in leather by Charles & Ray Eames
刺激に満ち溢れたイームズ夫妻の日常が垣間見れそうな作品です。緻密な計算があちこちに散りばめられ、デザインが醸し出す妙味となって響き合っています。どの角度から見ても非常に美しく印象的、作家が生涯を捧げた「ものづくり」の底力を実感できる作品です。
Model134 easy chair in teak&oak by Hans Olsen
ハンス・オルセンの作品を目の前にしておりますと、自由に優雅に面白味のある人生へと導かれる気がします。心が解き放たれる感覚です。卓越した技術を学び、さまざまな角度からモノづくりに携ったオルセンの独自性がユニークな形状に現れています。背面と座面、2枚の素晴らしい曲木素材が互いに向き合うことにより生まれる奇跡、日常の風景と内的世界が様変わりするに違いありません。
Dining chair in rosewood by Ole Wanscher
精妙な技術がひときわ光る特徴ある背面デザインにジワジワと惹きつけられます。空間が表情のある風景へと様変わりしそうです。椅子になる前からすでに美しかったであろう稀少性の高いrosewoodを、しなやかに見事に具現化した作品です。経年を得て、いま椅子が辿り着こうとしている場所はどこなのか、非常に興味の注がれるダイニングチェアです。
AP62 easy chair in rosewood by Hans J. Wegner
ウェグナーが具現化した唯一無二の世界観、それらは影響の波となって今なお世界中に愛好家たちを増やし続けています。作品一つ一つにあふれんばかりの魅力があり、生活に取り入れた瞬間に現れる魔法のような空間美に驚かされます。ウェグナーならではの極めて豊かな感性が作品に宿っている証でしょう。さらに、良質な素材選びと耐久性、使い心地、視覚的効果など、作品自体が高い信頼となって日常に貢献しています。
Model430 dining chair in rosewood by Arne Vodder
熟成を得て益々魅力を放つ清澄な木取り、波動が聴こえるほど絶妙な曲線、アルネ・ヴォッダーが描いたデザインは五感をフル稼働させるほど「美」を放ちます。椅子の役割を超越した作品です。ぜひ美術品としての生命力を感じていただきたいと思います。
Reclining lounge chair in teak by John Boné
大胆にあしらった特徴あるデザインから発せられる芸術性は見事です。難しい形状を入念に削り込み、異彩を放つ作品へと仕上げています。まさに、熟達した職人技術の賜物です。作家と職人による「つくり込む」作業に情熱さえ感じられます。家具を通して見えてくる世界をじっくり楽しんでいただきたいラウンジチェアです。Newfabric(kvadrat)
NV45 in rosewood by Finn Juhl
「NV45」を目の前にした時、自ずと現れるこの特別な感情、普段とは明らかに違うのです。陽が差し込む時間帯により生まれる陰影の描写、眺める角度を変えてみると多様な解釈が存在することにも気づかされます。木の持つ可能性を極めて芸術的な観点から掘り下げ、作品と向き合ったフィン・ユールの天才的な勘を感じます。生まれ持った才能と類い稀な経験値の融合をご堪能ください。
Scissor chair by Pierre Jeanneret
こちらは、1957に発表されたピエール・ジャンヌレ作品「Scissor chair」です。デザイン界の巨匠コルビュジェとは従兄弟であり、紆余曲折な面を含む互いの人生を通してのパートナーでもあった。作品を見ると一目でジャンヌレだと理解できる際立った構造美、独特の表情がもたらす感性の主張、座りながら魅力に浸るにふさわしい作品です。心動かすアートピースをぜひ店頭でご覧ください。
Model 121 paper knife easy chair in rosewood by Kai Kristiansen
木が放つ輝きと美しい削り込み、家具デザインの横溢する可能性を見出したくなる作品です。名称の由来にもなっているペーパーナイフのような特徴のある肘置きのライン、こちらの杢目はまるで自然が織りなす優美さの結晶のよう。作品から深い知性が感じられます。目を閉じながら、木の実が地面に落ちて芽が出たのち、時の流れとともに樹木に成長し、デザインと出会い作品となるまでの過程を連想させるような趣が宿っています。椅子と一緒に大切に時間を刻みたくなる、そんなイージーチェアです。
Model 211 sideboard in rosewood by Arne Vodder
こちらは、1960年代にデザインされたアルネ・ヴォッダーの不朽の名作です。ローズウッドが生み出す存在感は、詩趣に富み、せわしなく移りゆく日常の中で普遍的な価値を見出させてくれそうです。アルネ・ヴォッダー作品は非常に味わい深く、時にユーモラスで愛らしさに満ちあふれています。それはまるで人生を有意義に過ごすよう使い手に語り掛けているようです。人と空間と家具が調和し合いながら奏でる生活の妙味をご堪能ください。
Model 4312 daybed in oak by Børge Mogensen
1958年、ボーエ・モーエンセンによってデザインされました。幅広い用途でお使いいただける充実のデイベッドです。形状に説得性があり、生活に寄り添う理想的な作品です。多様な解釈で使い手の日常を豊かにしたモーエンセンの素晴らしい気構えが伝わります。
Cabinet with tambour doors by Peter Hvidt & Orla Mølgaard-Nielsen
ピーター・ビット&オルラ・ムルガード・ ニールセンの作品を見ていると、空間と家具との心地よい関係性を構築するのはやはり上質な素材と芸術的デザインであることが理解できます。1954年に手がけられたこちらの作品においても、圧倒的存在感が生み出す空間への影響は計り知れません。時に心弾ませる蛇腹の輪郭、木の持ち合わせる深い知性が顕現、それらはまるで人生においての新しい自己発見とでもいうような不思議な感覚を与えてくれます。デザイン性の優れた家具が織りなす空間美を深く味わっていただける秀逸な作品です。
Danish nightstand / Side table
小ぶりなサイズながらも豊かな表情で使い手を楽しませてくれるサイドテーブルです。杢目の削り込みが、独特の形状を更に理想的なカタチへと導き、意識の回路を広げているように思います。美しいフォルムが醸し出す雰囲気が日常に作用するのを実感できる素敵な作品です。
Room divider shelving units in teak
こちらは、1960年代にデンマークで造られた美しいシェルフユニットです。一見大胆に見える作品ですが、実は至るところにきめ細やかな配慮があり、嗜向を凝らしたデザインは使い手を大満足させてくれるに違いありません。日々に味わいを生み出し、五感を刺激してくれそうな至高のデザインです。シェルフに関しましても、裏面が綺麗に造られていますので、お部屋の間仕切りとしてもご堪能いただけます。
Model 3171 shaker bench in oak by Børge Mogensen
普段から日常の中にある尊いものに触れるような、あるいは日常の些細なことに真の尊さがあるような、モーエンセンデザインの普遍的な価値をじっくり味わえる作品です。ベンチの良さを文章だけでお伝えすることは非常に難しいのですが、椅子の向こう側にある物語的な要素を感じ取っていただければ幸いです。親鳥が巣立ちを促すように、こちらの家具が行くべき場所へ旅立つことができるようお手伝いができればと思い、すべてのパーツを磨き上げ、組み直し、経年の良さを残しつつ長くお使いいただけるようメンテナンスをしています。(New leather)
Church chair with arm by Kaare Klint
まるで果物が追熟するように、経年の美があらゆる可能性を凝縮させています。四季の寒暖を繰り返しながら、椅子自体が感受性を養い、自ら輝きを放っているように思います。前脚の直線に相反しながら、背から後ろ脚に伸びた曲線の美、この絶妙なバランスと非凡な角度が、コーア・クリントの名が心にずっしりと刻まれる所以だと思われます。
Model Classic folding chair in teak by Peter Karpf
こちらは、デンマーク在住の信頼できる芸術作品を取り扱っているディーラーに譲ってもらった「Peter Karpf」のチェアです。特徴的なデザインの中に、どこか人と人とが楽しく向き合ってコミュニケーションを奏でているイメージがある作品で、ぜひ日本の家具コレクター様にお披露目したいと思い、連れて帰ってきました。チーク無垢材で作られたユニークな形状とレザーの組み合わせは、折りたたみ仕様で驚くほどコンパクトに変形します。材質、フォルムともに存分に堪能できる良さが詰まった作品です。(可能でしたら、ぜひ店頭で実物をご覧くださいませ)
Balloon chair by Hans Olsen
椅子が生み出す空間の妙は、
Model J16 Rocking chair by Hans J. Wegner
ウェグナーの名作椅子が生み出す世界観と使い手側の感性、これらが一つになった時、ひときわ作品の価値が高まりを見せます。感性を共有する椅子との生活を大切にしながら移り変わる四季を堪能したくなります。楽しみも日々の変化もともに感じ、寄り添い、時には人生の真味を問いながら優しい時間を過ごしたくなる、そんなロッキングチェアです。
PK9 for E. Kold Christensen by Poul Kjærholm
良質レザーが醸し出す雰囲気と唯一無二の形状がよくマッチしています。三本の脚を一つにまとめ、すーっと伸びた曲線デザインにポールケアホルムの鋭い審美眼が伺えます。座り心地に関しても決して妥協せず、とことん向き合う姿勢が見られます。デザインの持ち味を存分に活かし、構造を遊び、出来上がりの満足度を目指し頂点まで突き進む、まさに作家の類い稀な感性の賜物だといえるでしょう。(New leather)
Model 68 dining table in rosewood by Harry Østergaard
1960年代に「Harry Østergaard」によってデザインされたダイニングテーブルです。自然が生み出した折り重なる杢目の美しさに驚かれることでしょう。削り込みが頂点に達した時に生まれる神聖な空気感がこちらのテーブルには宿っています。また、熟練職人が丹精込めて作った良質な家具は、生活の中での役割を十分に心得ています。時間の流れを充実させ、ふとした折に我に返らせる、生活に取り入れることにより一層人生を深く味わえる作品です。機能面のみならず心の面でも大変にご満足いただける逸品です。(備え付けのエクステンションリーフにより天板の伸縮が可能です。多人数にもご対応いただけます。)
Model 329 Butterfly chair by Inge & Luciano Rubino
作品の名前にもなっている通り、背もたれのフォルムはバタフライを
モチーフにデザインされています。椅子を目の前にしておりますと、
作家が込めた「見る側あるいは使い手側」へのユーモアセンスが垣間見え、
作品に一層の愛着が芽生えてきます。丁寧に丁寧に作られたことが
よくわかる構造、家具の枠を超えて芸術的な空気感を纏った作品です。
Model 68 dining table in rosewood by Harry Østergaard
CH33 chair in teak by Hans J. Wegner
ウェグナー作品においては、家具という枠組みを飛び越えて芸術作品として観る方がしっくりくるのでは?と作品を目の前に実感することが多々あります。こちらの作品も例外ではなく、非常に完成度が高く躾が行き届いた木の線が芸術的要素たっぷりです。どこか神秘とも言えるような別趣の美が備わっているといっても過言ではありません。思わず目を閉じてその妙所をゆっくりじっくり感じ取りたくなってきます。美しいデザインから発せられる毅然とした佇まいが、せわしない日常をゆったりとした時間の流れへと変化させてくれそうです。
Model CH29 Sawbuck chair in teak by Hans J. Wegner
ハンスウェグナーの名作「CH29」のご紹介です。落ち着いた環境で日常を見つめ直すと、新たに見えてくるものや込み上げてくるものに気づくことがありますが、ウェグナー作品が放つ独特の空気感もそれに似たところがあります。日常生活の一コマ一コマに芸術作品が見え隠れするという環境は、まさに心の贅沢を実感できるとっておきの場所ではないでしょうか。(New leather)
Chest of drawers in oak by Hans J. Wegner
ウェグナー作品に共通して言えるのは、どの作品も非常に素敵な佇まいであるということ。気品に溢れ、仕事が丁寧、細部に至っては神秘を感じてしまうほど。こちらの作品もまた、並々ならぬユーモアがあり素敵です。素朴な風合いのものから、思いがけない迫力のあるものまで、ウェグナーの妙をご堪能いただければ幸いです。
Free standing shelving with cabinet by Arne Vodder & Anton Borg
アルネ・ヴォッダーが1960年代にデザインを手がけたフリースタンディングシェルフです。裏面の化粧張りにはチーク材が施されているので、お部屋のパーテーションとしてもご使用いただけます。貫の形状や棚のバランス、素材の組み合わせや収納庫の塩梅に至るまで、作家の豊かな感性が散りばめられています。非常に使いやすいサイズ感も嬉しい作品です。
GE375 sofa in teak by Hans J. Wegner
ハンスウェグナーの名作中の名作「GE375」をご紹介します。使うほどに満たされゆく完璧な座り心地は人生の質をも高めてくれそう。生活に取り入れることで、交わされる言葉、流れる時間、そして家族との絆を深めることがそうです。言い換えれば、人と人とを結ぶ家具と言えるかもしれません。どうやらウェグナー作品が良質家具と呼ばれる所以は、素材やデザインだけではなさそうです。たっぷりとその「良さ」をご堪能ください。
PK 11 for E. Kold Christensen by Poul Kjærholm
迫力ある雰囲気を纏うこちらの作品は、1957年にポール・ケアホルムによってデザインされました。作家自身も愛用していたことで知られています。曲線と直線の融合による類い稀な空気感、徹底的に考え抜いて納得のいくものを世に送り出したケアホルムの強い意志さえ感じられます。思わず、傾いた姿勢を正したくなるような、人生の質を高めてくれる逸品です。
AT 316 dining table in teak by Hans J. Wegner
ウェグナーの丁寧な取り組みが手に取るように伝わってくるダイニングテーブルです。非常に丁寧に作られているので、素材が主張する杢目、質感、醸し出す雰囲気など眼に映る形状のみならず、あらゆる面で信頼していただけます。皆でテーブルを囲いながら唯一無二の時間を紡ぐ、そういう生活の質にさえ良い影響を与えてくれそうす。
Free standing shelving unit by Kajsa & Nisse Strinning
芸術性と機能的側面、両方を兼ね備えた魅力溢れるフリースタンディングシェルフです。家具の領域をひょんと飛び超え、豊かな形状を存分に楽しめるようデザインされています。見たまま、感じたままの素直な感性でこの素敵な形状と向き合いたい、そんな気持ちが芽生える作品です。
Model JH 501 in oak by Hans J. Wegner
1949年、良質の素材が持ち合わせる”魅せる力”とウェグナーの迫力ある秀逸なデザインが相まって芸術作品が生まれました。圧倒される全体のバランス、人を惹きつける格別のフォルム、フィンガージョイント部分には情熱すら感じられます。佇まいから発せられるウェグナーの才能を心ゆくまでご堪能ください。
PK-31/3 sofa for E. Kold Christensen by Poul Kjærholm、
良質素材が輝かしく形状をまとい圧倒的存在感を見せつけるこちらの作品は、1958年ポールケアホルムによって発表されました。自由な視点で描かれたユニークな作家として他では類を見ない独特のキャリアを構築、素材とデザインとのバランスを自在に操りました。生涯唯一無二であるゆえに人々を魅了し続けたポールケアホルムの極上作品をご覧ください。なお、こちらの商品にはアイバン・コル・クリステンセン工房刻印が入っています。
Model 4312 daybed in oak by Børge Mogensen
非常に万能なモーエンセンのデイベッドは、実用的でありながらも使い手の理想を叶えた心地よい作品です。ソファベッドの機能を満たしつつ、お部屋をグッと魅力溢れる印象に変えてくれます。職人の高い技術とモーエンセンの豊かな感性をお楽しみください。
PK22 for E. Kold Christensen by Poul Kjærholm
1956年にデザインされたポールケアホルムの代表作「PK22」。レザーにつきましては、月日を重ねるごとに味わい深くなる栃木レザーを使用いたしております。縫製に関しましては、オリジナルと同じ製法で丁寧に仕上げており、内部帆布共に新調いたしております。
Cherner armchair by Norman Cherner
20世紀のアメリカを代表する建築家「ノーマン・チャーナー」の作品です。まるで彫刻を見ているような美しさです。細い線と線で構築された大胆なデザインに魅了されます。ものづくりの極意が詰まっています。
AP20 mini bear chair in teak by Hans J. Wegner
デンマークの巨匠Hans J Wegner(ハンス・J・ウェグナー)の傑作ミニベアチェアです。AP19ベアチェア(Bear Chair)と共に発表されました。ウェグナー作品の品質の高さ、或いはデザインの優雅さや厳選された材質、こういった信頼性が作品から滲み出ています。日本の生活様式にすんなりと馴染む、どこか懐かしさを覚える形状にも心踊る作品です。
Dining table in teak with 2 leaves
たおやかで良質なチーク材が惜しみなく使われています。また、優美な印象が使い手の日常を心地よいものへ導いてくれそうです。使い込むほどに時間が刻まれ、愛着が湧き、気がつけばいつも一緒、そんな家族の一員のような優しい佇まいのダイニングテーブルです。(備え付けの2枚のリーフが、突然の来客または多人数にも瞬時に対応してくれます。)
Antique Danish carpenter’s workbench
木の持つあらゆる特性を兼ね備えた迫力の作品です。およそ120年前に作業台として使用されていたカーペンターテーブル、アンティークの風合いはもちろんですが、当時の時代背景などが形状に染み込んでいて惹きつけられます。一つ一つ手作業で丁寧に生み出されたであろう楚々たるディテールもお楽しみください。
Dressing mirror in rosewood
ローズウッドで出来た美しい形状を見ていると朗らかな日常生活が浮かんできます。本当に良いものと暮らす、その意味を教えてくれそうな雅やかさを羽織っています。凛とした佇まいが四季折々の移り変わりまでをも実感させてくれそうです。
Wall Unit by Alfred Hendrickx
感興覚えるこちらのウォールユニットは、1950年代「Alfred Hendrickx」によってデザインされました。モノ選びの価値観を変えそうな粋で気の利いた作品です。実用性の高い小ぶりなデスクが内蔵されています。またデスク天板を開くと颯爽と現れる小棚の配置が絶妙すぎて驚きます。きりりと説得力のあるデザインです。使い手の個性と作家の感性で生まれる独自の空間をお楽しみください。
Bookshelf with TV rack in oak by Hans J. Wegner
当時の雑誌掲載の切り抜きにもございますように、テレビラックが設けられたブックシェルフとなっています。棚は自由自在に高さを変えてお使いいただけます。照明に関しましては2箇所ございます。ハンス・ウェグナーの作品の中では極めて珍しく、入手困難な作品の一つです。徹底的に無駄を省き、実用性を高めながら尊いデザインへ導くという、さすが数多くの名作を生み出した巨匠ならではのブックシェルフだと納得させられる工芸作品です。
Easy chair in teak
Tove & Edvard Kindt Larsen、もしくは Finn Juhlを連想させるデザインです。座面が体の一部になったような座り心地で非常に良い作りをしています。チーク材を生かした削り込みも見事です。繊細な手仕事で仕上げられた気品漂うデニッシュデザインをお愉しみください。
Flip top dining table in teak by Børge Mogensen
正方形の天板を片側にスライドさせ、重なっている2枚のうち1枚をもう片方に展げると、見事2倍の大きさに変形するという優れものテーブルです。使い手側の生活に寄り添うモーエンセンのアイデアは、デザインの可能性を無限に拡大しました。また、使うほどに愛着が深まるのも頷けます。非常に実用的で納得がいく生活密着型アイテムです。
Model KU10 Japanese series wardrobe by Cees Braakman
徹底的に選び抜いた良質の素材と、独創的でスマートなデザインを融合させるデザイン界の天才「シーズブラークマン」の作品です。オランダインダストリアルの高い技術に支えられながら次々と発表されたジャパニーズシリーズは、デザインもさることながら行き届いた品質と計算され尽くした構造に特徴があります。経年を得ることで益々優美さを増し、家具好きを熱くさせ続けている逸品です。
Freestanding shelving by A. D. Dekker
1960年代、オランダインダストリアルデザインが生んだ魅力溢れるトマド作品です。形状とカラフルな色合いが、効果的に噛み合っています。こちらの作品を見ていますと、家具にもそれぞれに性格があり特徴を生かさしてもらえるよう望んでいるような気がしてきます。生活に取り入れた際に感じられるユーモアをお楽しみください。
Clam rocking chair by Philip Arctander
この丸みを帯びた表情、ころんとした独特のフォルムから様々なことがインスパイアされそうです。1944年、建築家だったフィリップ・アークタンダーによってデザインされたこちらのチェアは、その愛くるしい形状から「クラムチェア」と名付けられました。優しく包み込むような座り心地、ロッキングの程よい揺れ、巧みな技術で曲げられたアームの形状、いたるところに椅子の持ち味がちりばめられています。作家の名が知れ渡ったことから昨今海外での人気が上昇、もともと数が少なかったこともありその稀少性がさらに高まり、名作椅子として君臨しています。
Model 12 extending dining table in teak by Niels O. Møller
当時、デンマーク家具工業の将来が明るく見通しを持った時代、ニルス・モラーはJ.L.ミュラー社を設立し、自社のために数々の素晴らしい家具を生み出しました。線の細さが特徴的で、椅子などは特に彫刻のように削り込まれた作品が多く、テーブルなどは脚の形状や天板の丁寧な作り、接合部分に特徴があります。美しい作品のそれらは、どこに置かれていても一目でモラー作品だとわかります。一際目立つ家具として今日まで受け継がれ、今では非常に価値の高い作品として家具好きを魅了し続けています。
Drafting chair by Friso Kramer
ついつい当時に想いをめぐらせては、このデザインがどのように生まれたのかを知りたくなってきます。製作中は技術者たちが、あぁでもないこうでもないと必死に試行錯誤を繰り返した背景が手に取るように浮かんできます。インダストリアルの時代背景が作品から読み取れるというのも、家具好きならではの醍醐味で、またディテールに見え隠れする作家の取り組み方がなんとも言えない風合いを醸し出しているように感じてなりません。フリソクラマーの世界観を存分にご堪能ください。
Daybed by Illum Wikkelsø
非常に斬新で個性的、一瞬で目を引くウッケルソー作品です。1960年代に発表されました。ソファとベッドの両面を持ち合わせ、その都度用途に応じて瞬時に変形が可能です。様々な素材を組み合わせることにより生まれる表現力の力強さ、長方形の面と面でと構成されている整然としたデザイン、どこを取っても作家の素晴らしい感性が光っています。(New fabric)
Easy chair by Hartmut Lohmeyer
非常に丁寧に作られており、完成度の高い作品です。
Dining table in teak by Arne Jacobsen
形状に特徴があるこちらのテーブルは、1955年にArne Jacobsenによってデザインされました。彼の作品は、今なお斬新なのはもちろんのこと、そこに刻んできた年月の風合いも加わることで、より完壁な造形へと仕上がっていきます。また、合わせる椅子によって表現力に濃淡が生まれるのも、このテーブルの興味深い持ち味です。
Pyramid chair by Wim Rietveld
1959年にオランダで作られたインダストリアル作品です。細い線と線の組み合わせから、これほどの存在感が生まれるとはインダストリアルデザインの底力を感じます。点在させるも良し、テーブルチェアとしても良し、材質と形状から生まれる圧倒的な風合いをお楽しみいただけます。(スタッキングが可能です。/ レアカラー)
FD 516 coffee table by Peter Hvidt & Orla Mølgaard Nielsen
こちらは1955年、デンマークで製造されたコーヒーテーブルです。気鋭なデザイナーとして有名だった「ペーター・ヴェッツ」、作品に映し出された鋭いアイデアは人々を魅了し続けます。無垢材を用い、丁寧に削り込まれた彫刻のような天板の美しさは優美な印象を放っています。優れた工芸技術を駆使して作られた真鍮部分においても非常に上品でエレガントな取り入れ方をしています。デンマーク家具工芸の賜物だと実感の作品です。
Royal system wall unit by Poul Cadovius
この感極まる美しい形状を空間に取り入れた際、お部屋はどんな印象に変化するのでしょうか。その素晴らしい姿を想像するだけで胸が高鳴ります。隅々まで丁寧に作り上げられたロイヤルシステムは、現在では完品で残っていることは非常に珍しく益々希少性が高くなっています。是非とも後世に受け継いでもらいたい、そう願わずにはおれない「Poul Cadovius」作品です。
S3 dining chair by Alfred Hendrickx
繊細なデザインに情熱を降り注ぎ、特徴的な形状を発表し続けた家具作家「 Alfred Hendrickx」のダイニングチェアです。オブジェ的な雰囲気で使い手を魅了してきます。ベルギーで生まれた独創的な作風をお楽しみください。
Dining table in rosewood with 2 extra leaves by Kai Kristiansen
熟練職人の腕が光るダイニングテーブルです。ローズウッドの優雅な杢目が優しく上品な輝きを放っています。手をかけて作られたもののみが引き寄せるオーラのようなものを感じずにはおれません。ゆっくりと、緩やかに移り変わってゆく日々の積み重ねに目を向けたくなる作品です。
AP19 Papa bear chair in teak & oak by Hans J. Wegner
生涯尽きることのなかった作品への情熱、
Cone chair by Verner Panton
パントン作品が持ち合わせる独特の感性が、空間の雰囲気を一気にアートへと導きます。形状には様々な要素が含まれていて、常に刺激的。まるで椅子が私たちにアイデアを与えてくれているような気さえしてきます。椅子とともに日常を満喫したくなるワクワクするデザインです。(なお、こちらの商品は、良質のフレンチリネンにて張替済みです。)
Ry15 cabinet in oak with cane panels by Hans J. Wegner
籐を用いて丁寧に編み込まれた素晴らしいキャビネットです。デザインそのものが意匠となり、形状を尊いものにしています。良質のオーク材とのバランスも絶妙です。全体の風合いから発せられる気品溢れる印象、それはウェグナーの築き上げたモダン家具への価値感を表しているかのようです。
“Contour” series adjustable high back lounge chair by Alf Svensson
スウェーデンのデザイナー「アルフスヴェンソン」の作品です。まさに”気持ちよく優雅な椅子”と言った印象です。作家の自由な発想と入念に考え抜かれたデザインがうまく相互に作用しながら純然たる座り心地を提供しています。目を閉じれば新緑の世界へと連れて行ってくれそうな優しいデザインです。*背凭れの角度は2段階に変えることができます。New fabric(kvadrat)
Model 107 armchair by Hans Olsen
ミッドセンチュリーに活躍したデンマークの家具作家「ハンス・オルセン」の代表作です。曲げ木を巧みに操る技術に優れ、うまくデザインに取り込んでいます。木の持つ風合いを生かし温かみを感じさせる作品です。長くお使いいただける確りとしたつくりです。(New leather)
High backed side chair in rosewood by Helge Sibast
椅子の可能性を存分に引き出しています。「座る」という枠を超え、芸術作品として見入ってしまいそうです。細部に到るまで妥協を許さず、とことんこだわった作りをしています。作家と熟練職人の信頼関係が生み出した類い稀な作品です。(New leather)
Model 3170 hi stool by Arne Jacobsen
モダンデザインの巨匠「アルネ・ヤコブセン」が1969年にデザインした美しいスツールです。一切の無駄を削ぎ落とし、隅から隅まで非常に洗練された印象です。日常目にする家具だからこそ、空気感をも操るほどの飛び切り格好の良いものを選びたい、そんな方にオススメです。
Model 78 dining chair in rosewood by Niels O. Moller
美しいデザインを堪能できるこちらのダイニングチェアは、特に「木どり」に関して熟練した技術者の腕が光る仕上がりです。接合部分をつなぐ平面と曲面の滑らかな流れは奥ゆかしさを感じさせるほど見事です。巨匠ニールス・モラー独特の世界観を放っています。非常に価値の高い作品です。(座面は良質の本革で新調しています。)
Model P320 petal occasional table by Richard Schultz
8枚の花びらが華やかなデザインをまとわせ、奇跡のテーブルを形成しています。どの角度から見ても息をのむほどの美しさ、さすが表現力豊かな「リチャード・シュルツ 」の作品です。このテーブルが醸し出すお部屋の空気感に思いを巡らさずにはおれません。非常に尊いデザインです。
Lotus lounge chair by Rob Parry
素材とデザインの深い関係性を巧みに形状化したインダストリアル作品です。1955年にオランダでデザインされました。作品から滲み出る風合いが、かつてのデザイン技術があふれ出した時代を彷彿とさせます。デザインの可能性を追求した作家の魅力が詰まっています。
Armchair in rosewood by Søren Ladefoged & Søn
神秘的でエレガント、見事な削り込みがまるで芸術作品のように美しいこちらのアームチェアは、1960年代にデンマークでデザインされました。細い線が描き出す優雅なフォルムは、椅子のもつ魅力を最大限に放っています。思わず身を乗り出して見入ってしまう艶美な木取り、なめらかに施された接合部分にはうっとりさせられます。ぜひ実物をご覧いただきたい逸品です。